未来の為に、素敵に過去を仕舞おう。
写真を撮り「見る」「見せる」という行為に関しての自分なりの答えである。
写真をどんな媒体、メディアで利用しても、シャッターを押した瞬間から過去になる。だからこそ「素敵に撮り」「素敵に伝える」より良い未来に向けて色んなコトを僕がサポートするために心に誓う言葉。
auracrossからoffice AURACROSSへ
2004年5月に大阪中央区にギャラリー「auracross(アウラクロス)」として産声をあげた。
後に写真界若手最大の栄誉「木村伊兵衛写真賞」を受賞する写真家「梅佳代」と「浅田政志」の作品展示がオープン記念企画となる。その後、浅田政志に関しては2008年度の受賞まで年1回の展覧会を企画、キュレーションを行う。
2006年7月にギャラリーアウラクロス閉廊後、ギルドギャラリー大阪の運営を「office AURACROSS」として受託し引き続きギャラリー運営に携わる。
ギャラリー運営期間中には場を利用した展覧会はもちろん、音楽イベントや上映会など多様な表現に携わった。またそれに伴い、広報・宣伝を効率的に広く伝えるノウハウを蓄積した。
「写真」を基本にした活動の他にギャラリー以前の経験と作家のストーリーを紹介する経験をもとに、店舗開発や町づくりといった仕事を続けている。
2010年から現在にかけては完全に地元福井に拠点を移し、写真撮影やデザインワークの制作、プロデュースを中心に活動している。
前田龍央
私には写真学校時代より心の師が3人存在する。一人は「作品づくり、生き方の師」である。一人は「仕事、作品に対峙したときの真面目さの師」である。一人は「人間付き合いの師」である。
まだまだ3人の師には敵わない。居を地元福井に戻し活動していくことの中で、師の目に耳に届かせることができるような実績を残していけるよう日々精進。
そう思っていた矢先、2011年現在ひょんなコトから作品としての写真を撮ることに。良い意味で、まさに「因果応報」。
んで、auracrossって?
「aura」と「cross」からくる造語。
ヴァルター・ベンヤミンは、その主著『複製技術時代の芸術作品』において、アウラを複製芸術ではないオリジナルな作品がもつ「崇高な」「一回きりの」あるいは「不気味な」ものと捉えた。
しかし、私は写真という複製可能なメディア作品を気軽に楽しみたいという考えから「アウラ」を否定するバッテン(×)という意味が最初はあった。
しかし、個人個人多種多様なアウラ(オーラ)と出会えたことで、それが大切でありその結節点、交差する点であるための仕事ができればという意味で、現在まで「アウラクロス」という屋号を使用している。